うつ病・接し方・対応方法

生活の糧を得る為に働くことは、社会の中で生きていく上で必要不可欠です。しかし世間ではうつ病に対する風当たりが強く、それは雇用主である会社も例外ではないと言えます。会社や管理職がうつ病の部下に対してどのように対応すべきなのでしょうか?
会社や上司に求められている対応方法について解説します。

会社や上司はうつ病を克服するまでどう対処すべきか?

会社や企業は社会を運営していく上で必要不可欠な存在ですが、被雇用者が居なければ立ち行かなくなってしまいます。だからこそ、会社や企業は雇っている被雇用者の金銭面や健康面に配慮した運営姿勢が問われるのです。

しかし、その一方でうつ病に対する無理解を原因とした待遇の悪化や不当解雇も問題となっています。会社や患者の上司は、どのようにしてうつ病患者に対応するべきなのでしょうか?

会社と社員の関係を考える

「会社は社員を雇用し、社員は雇用主である会社に使用される」というのが会社の構造に対するイメージだと言えます。

しかし、この考え方は少しだけ間違っています。会社は社員を雇用する以上全社員の糊口を守る義務があり、社員は自分と家族の生活のために会社に貢献する義務があります。このような相互関係の元に会社と社員の間に雇用契約が結ばれます。

病気休職に関する就業規則の準備

うつ病は症状の軽重によって、治療期間や入院の有無など治療内容が変わってきます。長期入院が必要な場合のためにも、現状に即した就業規則を準備し社員が閲覧出来るようにしておくことが会社の義務といえます。会社が社員を大事にすることこそが愛社心を育み、より一層の発展の原動力となるのです。

鬱を理由とする解雇について

会社の中には、うつ病を発症した人を解雇させたがるところも少なくないようです。しかし、病気治療のために休職することは労働者の権利でもあります。

それに、うつ病を患った原因が会社からのハードワークであった場合、社会的信頼が失墜する可能性も少なくないといえます。場合によっては司法に判断を委ねることもあるため、患者と会社と医者の三位一体で治療に専念させる体制を作ることが企業に求められています。

上司としての接し方

うつ病の原因となるストレスは仕事の物量や難易度だけでなく、人間関係によっても発生するものです。

特に「パワーハラスメント」と呼ばれる会社内での肩書き・立場を嵩に着た部下への嫌がらせは、社会問題の一つとなりつつあります。

部下をうつ病に追い込むような人は上司失格であり、それとなく助け舟を出して部下の負担を緩和しうつ病を予防するように努めることこそが上司の役割であり、うつ病への最善の対応なのです。

鬱を患った社員への対処

うつ病は、会社としては何としても予防するべき病気であるといえます。うつ病は家族だけなく会社でも、周囲の労働効率の低下や気疲れを引き起こし連鎖的なうつ病の発症の原因にもなってしまうからです。

会社がうつ病予防のために出来ることは、「充分な休養」「治療による休職のスムーズな手続き」「傷病手当の給付手続き」などがあります。

上司は部下のストレスが溜まり過ぎないように、一人一人のスケジュールや作業の進捗具合を計り残業の制限や休暇を取らせるように心がけましょう。

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